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母親になってもやりたいことは諦めない!アメリカで感じた「自分の人生を大切にする」生き方

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ママになっても「自分自身も大切にしてほしい」――

 

そんな想いを掲げるネオママイズムが、さまざまなママの姿をお届けするneomamaismインタビューブログ。

 

Vol.33となる今回は、アメリカ・ハリウッドを拠点に活躍する、ネイルアーティストのブリトニー・トーキョーさんがゲストです。

 

「座り仕事で、髪型が自由」という条件で仕事を探し、ネイルアーティストとして歩み始めたブリトニーさん。2005年に渡米し、SNSでネイル作品を発信し始めたことがきっかけとなり、著名人から依頼が入るようになりました。以降、アリアナ・グランデやパリス・ヒルトンなどのセレブリティのネイルを担当し、「世界で最も予約が取れないネイルアーティスト」と称されるほど、人気を独占し続けています。

 

そんなブリトニーさんは、現在妊娠9カ月(2025年10月取材時)。まもなく一児の母となるブリトニーさんに、ネイルアーティストとしての歩みと、母親になることへの期待や展望について語っていただきました。

 

突然届いたアリアナ・グランデからのDM。SNSがきっかけで注目を浴び始め…

 

――ネイルアーティストになろうと思ったきっかけについて教えてください。

 

私は、子どもの頃から絵を描くことが好きだったので、高校卒業後は美術大学に進学しようと考えていました。でも、受験で失敗してしまったため断念…。その後、しばらくは渋谷のショップ店員として働いていたのですが、立ち仕事がつらすぎたため、「座り仕事で、金髪でもOKな職場を探そう」と思い立ちました。考えた結果、私の希望する条件にマッチしたのが、「ネイルアーティストか、闇金の電話番」の2択。母に話したら、「ネイルでしょ!」と半ば怒りながら即決してくれて、ネイルスクールに通うことになったんです。

 

 

――「闇金かネイル」の2択を迫られたお母さんも、びっくりしたでしょうね(笑)。ネイルスクールに通う前から、ネイルはご自身でされていたのですか?

 

中高生くらいから、ギャルファッションが大好きで、ネイルも見よう見まねで楽しんでいました。ネイルスクールに通い出してからは、ネイルサロンでアルバイトを始めてサロンワークについても学びました。

 

――渡米については、いつ頃から視野に入れていたのですか?

 

「いつかアメリカに行きたい」と考えていたわけではなく、当時付き合っていた彼がアメリカに行くことになったので、ネイルスクール卒業後に、一緒について行くことにしたんです。

 

――渡米後に始めたSNS発信がきっかけで、生活が一変したそうですね。

 

渡米後は、ロサンゼルスに拠点を置き、現地の語学学校やビューティースクールに通いながら、ネイルサロンでインターンとして働いていましたが、Instagramが流行り始めたタイミングで、私も自分のネイルアート作品を投稿することにしたんです。するとある日、アリアナ・グランデから「ネイルやってほしいから、自宅に来て」というDMをもらって…。

 

最初は、「何かの詐欺かもしれない」と疑っていましたが、プロフィールをクリックしたら本人のアカウントだったんです。驚きましたが、依頼を引き受けて自宅に伺うことにしました。

 

 

――突然の著名人からの依頼に、緊張しませんでしたか?

 

緊張はあまりしませんでした。当時、英語もうまく話せませんでしたし、もともとミーハーでもなかったので、平常心で施術することができました。その後、アリアナのInstagramで私のネイルを紹介してもらい、一気に口コミで他のセレブたちへと広がり、自宅に行ってネイルを施術する、いわゆる「ハウスコール」の仕事が増えていきました。

 

「できない技術はない」。準備を万全に整え、あらゆるデザインに対応

 

――独立後は、どのような仕事状況でしたか?

 

しばらくは、ハウスコールの仕事でスケジュールが埋まっていましたが、次第に雑誌やCMなどの撮影にも呼ばれるようになりました。ハウスコールの仕事は、前日に依頼されることもあれば、「今日これから来られる?」と当日に呼ばれることもあるため、いつでも行けるように準備だけは整えています。

 

――ネイルアーティストとして、こだわっていることを教えてください。

 

「できない技術はない」という状態を維持することです。ネイリストさんによっては、「得意なテイスト」が決まっている人も少なくありませんが、私は「すべての希望に対応すること」がプロフェッショナルだと考えています。だから、どんなデザインにも対応できるよう、あらゆる道具を携えて出向くようにしています。

 

また、たとえ希望があっても、「このデザインは似合わない」と感じた場合は、「こっちのデザインの方がかわいいと思う」など、ベストな提案をするように心がけています。

 

――提案力も人気の秘密なのでしょうね。日本とアメリカでは、希望されるネイルの傾向に違いを感じていますか?

 

日本は「流行り」を追う傾向が強く、アメリカは「自分の好き」を貫く傾向が強いと思います。日本のネイルサロンで働いていたころ、「流行りのデザイン」を希望する人がとても多く、「誰が施術しても同じでは?」とネイルアーティストとしてのあり方にも、疑問に感じていたんです。

 

アメリカでは、お客さんそれぞれに「こうしたい」という思いがあって、それに対応する提案力も求められるので、やりがいもありますし、勉強にもなっています。

 

日本での個展が決まり、計画的に妊活をスタート

 

――2020年に現地で知り合った男性と結婚されたそうですね。出会いのエピソードを教えていただけますか?

 

招待されたクリスマスパーティーで知り合い、「イケメン発見!」と思って逆ナンしたんです(笑)。最初は見た目に惹かれましたが、付き合ってみたら優しいし、料理も上手で家庭的で。夫のほうが家事力が高いので、私のできていないことが際立ってしまうほどです。

 

 

――付き合ってすぐに結婚を意識されたのですか?

 

そうですね。私は夫と出会う前から「2020年2月2日に結婚する」と決めていて。付き合い出して1年経ったころに、「2020年2月2日になっちゃうから、結婚するしかないんだよね」って伝えて、結婚しました(笑)。

 

――なるほど(笑)。

 

でも結婚した直後、コロナで町中がロックダウンに。一緒に住むために引っ越しをしようと思っていたタイミングでしたが、制限があって叶わず…。結局、2022年に入るまでは別居生活を送っていました。

 

また、実は別居生活を送っていた時期に、妊娠していたことがわかっていたんです。コロナ禍の制限はありましたが、病院に通い、赤ちゃんと会えるのを楽しみにしていました。でも、出産を待たずに、妊娠20週で死産に…。赤ちゃんがいなくなってしまったことはもちろんショックでしたし、コロナ制限のある中での手術、術後麻酔が解けなくなるトラブル、赤ちゃんは居なくなってしまったのに母乳が出る現実などいろいろとトラウマになってしまいました。持病のバセドウ病もあり次妊娠するときは、最新医療の力をかりて事前に出来る検査は全て受けて、可能な限り安心できる状態で妊娠、出産したいと考えるようになりました。

 

――そうだったのですね。その後、どのように移植のタイミングを決めたのでしょうか。

 

2年前に日本での個展のお話をいただき、2025年8月に日本で開催した個展に合わせて、受精卵を戻そうと決めました。というのも、ハウスコールや撮影の仕事はなかなかハードで、道具が入ったトランクを何個も車に乗せて移動しなければならないため、荷物の上げ下ろしだけでも重労働なんです。

 

妊娠中にいつものペースでネイルの仕事をするのは、リスクがあると感じていたため、個展に向けての制作を始めると同時に、ネイルの仕事はアシスタントさんにサポートをしてもらって、妊活を進めることに。2025年8月に安定期に入るタイミングを計算して、受精卵を移植してもらいました。

 

 

やりたいことは諦めない!産後も「自分の人生を楽しむ」ことを大切に

 

――妊娠期間、つわりなどの体調の変化はありましたか?

 

特につわりがひどかったです。食べ物はもちろん、水すら受け付けなくて、全部吐いてしまっていました。日本の病院では、つわりがひどいときには点滴をしたり、入院することもあると聞いていましたが、アメリカの病院では強い吐き気止めを処方されただけ。仕事も薬を飲みながら、なんとか継続できていましたが、夜に気分が悪くなってしまうため、早起きをして朝に仕事を詰め込んでいました。

 

――つわりの対応にも、日本とアメリカでは違いがあるのですね。他にも、妊娠中に「アメリカならでは」の文化の違いを感じたことはありますか?

 

日本では、病院の定期検診に女性一人で行く人も多いと思いますが、アメリカでは、「夫婦で行くのが当たり前」という印象です。2回くらい一人で行ったら、先生に「どうしてパートナーが一緒じゃないの?」って質問されたほど。出産時も、パートナーが立ち会うのが基本です。日本では、立ち会いはオプション的な扱いだと思うのですが、アメリカでは常に「夫婦一緒」というのがスタンダードな気がしています。

 

 

――産後の育児と仕事のバランスについては、どのように考えていますか?

 

産んでみないと、どんな状況になるのかわかりませんが、できる限り、今まで通り仕事をしたいと考えています。アメリカでは「産休は産後2カ月」が一般的。みんなすぐに復帰してバリバリ働いていて、子どもとの生活を楽しみながら、「自分の人生」も大切にしていると感じています。

 

私も、自分がやりたいことを諦めたくないので、ハウスコールの仕事をもらったら、子連れで行こうかなと思っています。また、個展の仕事をいただいたことをきっかけに、今後は絵の仕事も増やしていきたいです。子育てもネイルも絵も、やりたいことを全力で楽しんでいきたいですね!

 

ブリトニー・トーキョー様の役に立ったおすすめグッズ

 

(1)  食物繊維サプリ

https://www.benefiber.com/fiber-supplement-products/benefiber-powder/

妊娠中、便秘に悩まされていたのですが、食物繊維が入ったサプリを飲むようにしたところ、スッキリ解消。その後も継続的に摂取しています。

 

(2)プロバイオティクス

https://www.gardenoflife.com/dr-formulated-probiotics-once-daily-prenatal-shelf-stable-vegetarian-capsules?srsltid=AfmBOop-m6QX1g6gYi3T196CEIq0xi65Yygw3yv39r0DMaJC1Mv3NvtM

「腸活」が子宮の状態や赤ちゃんに良いと聞いて、積極的にプロバイオティクスも摂取するようにしています。

 

プロフィール

ブリトニー・トーキョー

ネイルアーティスト

 

東京で生まれ、千葉県で育つ。高校卒業後は渋谷のショップ店員として勤務。その後、ネイルスクールに通い、技術を取得し、2005年に渡米。ネイルサロンでインターンとして勤めながら、技術を磨く。Instagramで投稿し始めたネイルアート作品に注目が集まり、アリアナ・グランデやパリス・ヒルトンなどのセレブリティから依頼が入るように。2017年、日本人初の「クリエイティブ・ネイルアーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。現在は、ハリウッド映画やミュージックビデオ、CMに加え、ニューヨーク・ファッションウィークでネイルアートを担当するなど多方面で活躍している。

https://www.instagram.com/britneytokyo/

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